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下記の各取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選び、正確に記入すること。

【第１問・問１】
収入印紙30,000、郵便切手3,000を購入し、いずれも費用として処理していたが、決算日に収入印紙10,000、郵便切手820 が未使用であることが判明したため、これらを貯蔵品勘定に振り替えることとした。


【選択肢】
（１）【ア】貯蔵品　【イ】10,820円　【ウ】〈1〉租税公課、〈2〉通信費　【エ】〈1〉10,000円、〈2〉820円
（２）【ア】貯蔵品　【イ】11,640円　【ウ】〈1〉租税公課、〈2〉通信費　【エ】〈1〉10,820円、〈2〉820円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（３）【ア】貯蔵品　【イ】10,820円　【ウ】租税公課　【エ】10,820円　　　　　　　　　　
（４）【ア】貯蔵品　【イ】10,000円　【ウ】租税公課　【エ】10,000円　　　　　　　
（５）【ア】租税公課　【イ】10,820円　【ウ】〈1〉貯蔵品、〈2〉通信費 　【エ】〈1〉10,000円、〈2〉820円
（６）【ア】租税公課　【イ】11,640円　【ウ】〈1〉貯蔵品、〈2〉通信費　【エ】〈1〉10,820円、〈2〉820円　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（７）【ア】租税公課　【イ】10,820円　【ウ】貯蔵品　【エ】10,820円
（８）【ア】租税公課　【イ】10,000円　【ウ】貯蔵品　【エ】10,000円

• 第一問
• 仕訳

正答：【１】【ア】貯蔵品　【イ】10,820円　【ウ】〈1〉租税公課、〈2〉通信費　【エ】〈1〉10,000円、〈2〉820円
収入印紙と郵便切手の決算整理についての仕訳を問う問題です。

（借方）　貯蔵品　10,820　（貸方）　租税公課　10,000
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 通信費　　　 820

収入印紙を購入した際は租税公課、郵便切手を購入した際は通信費で処理しており、決算時に収入印紙や郵便切手の未使用分がある場合は、貯蔵品に振り替えるという処理を行います。
これは、同等の金額で換金できる可能性が高く、郵便局などで即時換金できるためです。
なお、換金時に手数料はかかります。

※収入印紙10,000円を購入し、租税公課に計上した際の仕訳は以下の通りです。
（借方）　租税公課　10,000　（貸方）　現金　10,000

※郵便切手10,000円を購入し、通信費に計上した際の仕訳は以下の通りです。
（借方）　通信費　　10,000　（貸方）　現金　10,000

＼この問題のキーワード／

収入印紙や郵便切手の現物については、台帳を作成し、購入・使用した際に履歴（日付、内容、使用者など）を記入することが一般的です。